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~神への帰依の模様を日常からの問答から導き出します~
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ストレスマネージメントというものがあるらしい。
自分のストレスの管理ということで、どこに考えの転換をもたらすかその習慣を獲得するようなレッスンみたいなものだ。
今はこれに興味を持っている。しかし、予算的なものが整わないために、すぐこれらを習得する環境的要因が揃っていない。

そこで、哲学のフッサールという学者が言ったことを元に感情の揺さぶりをなくする手立てをあるブログの引用から考えてみた。

存在の定義「常に、既に、ここに、私はある」

現象学的還元でフッサルが言った言葉だ。
現実存在を定義するうえで、ありとあらゆる学説、主観、意見、感情などをカッコにいれて、ここに立ち戻らなければならない。予想や推測、感情的な衝動などをカッコにいれる。頭にその余地をまず設けて、思考の一部に当てはめてゆく。それを現象学的還元というが、その還元の上で現象学は始まるのだということだ。

現象学は、科学哲学とも言い、存在を存在そのものにまでもどす方法を表しているが、これに情緒の一つを加えると、心理的な一つの訓示になる。以下の文は、人生訓とも言うべきものだろう。

「君の運命が破れた時は、私の言葉を思い出せ。『運命の良し悪しにかかわらず、全てに満足することだ。』」

すべてに満足する。悪い結果でも満足する。
予期しない結果だとしてもそんなことは関係なく、
今あることに満足すること。これは結構きつい。

運命の良し悪しに関わらず、というところ。
自分の運命がナゼこうなったのかという懐疑や疑問を持つのではなく、
その運命そのものを含めた事象をすべて満足とすることという。

自分が落ち込んだとき、落ち込んでいる自分に満足する。
他人からいやな目にあったとき、いやだな、と思っている自分に満足する。

というくらい、感情的になることなく、感謝でもなく、満足するという。
どんな場合でも常に、既に、ここに私はある という視点からすれば、
それは科学的哲学方法とでも言うくらいなので、
主観や他者からの意見などをもカッコに入れ込んで、事象その①と置き換える。

感情は左右にぶれ、上下に移動するため、空間的認知の世界にある。
その空間的認知をカッコに入れ込んでしまう。

すると自分自身の冷静さを取り戻せることができる。

しかし、哲学的な視点だということから、感謝や満足という情緒の面は、この視点だと発生しずらい。ところが、満足すること、を前提にカッコに入れてみるとどうだろう。

嫌な感情の存在をカッコに入れられた人は「嫌な気持ちがあること」に満足できる。
他人から言語により揺さぶりをかけられたときも、「他者①がこういった」とカッコにいれることで、「他者の存在または言語的示唆」の存在することに満足できる。

他者に振り回されるわれわれは、得てして 快・不快から情緒を高ぶらせてしまう傾向にあるが、「満足」を前提とすることで、この「情緒」の存在があることに対して満足できるのではないか。

器質的な脳の異変がないばあい、かなりきついが、この言葉は非常に崇高な意味合いを持つものだと感じられる。そして、そう感じている自分に満足するのだ。

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19で双子の片割れとなる。不惑にてまだ迷い、
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