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~神への帰依の模様を日常からの問答から導き出します~
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我が家は今、千葉の田舎にある。もちろん賃貸。
そのマンションにいついている猫がいる。

この猫、われわれが引っ越してきたとき、既にデーンと階段の一階踊り場に居座っていたのだ。
それが邂逅。
気性が激しく荒々しく、野良猫のワイルドさがまざまざとでていた。

引越しして半年間
彼はいつも、のそのそとマンション付近を歩き回っていた。
われわれは餌を与えてみようとした。
玄関の外に皿を置いた。(これは結局あとで不動産会社から注意を受けることになる)
ガツガツ食っている。
家の中に入れてみる。まよいながらもうろうろしている。

そんな毎日が過ぎたとき、猫を私が仰向けに寝ているところの腹に乗せて貰った。
ホカホカと暖かい。

あーこれが猫と寝るということなんだー
と猫を腹の上で寝させて昼寝をしたいという私の夢は叶った。

喧嘩もした。かなり引っかかれた。
騒がれた。
そのかわり、彼とは信頼関係ができてきたのではないかとおもうようになった。

まず、玄関前でウニャーと非常に大きい声で泣き喚く。
玄関をちょっと開けるとすぐに入り込もうとする。
「うにゃ」とか「うみゃー」とか感嘆の意をだすようになってきた。
われわれが散歩にいくと、なぜか猫もついてきて五百メートル位歩くようになった。

飼いならしたのだ。

もちろん不動産管理には内緒で。
われわれの愛情が通じたのかと勝手に思うも。
最近は、煮干を揚げていた。
嫁はこの猫の言葉を理解している。
嫁は位が高い人とおもわれており、私はなんの抵抗もしない人と思われているという。
事実、猫が何しようがほおっておいた。

不安といえば、この猫がいなくなることだった。
先日地震が千葉・茨城付近であった。
それで猫がいっせいにいなくなった。
何日たっても、猫軍は見当たらない。
とうぜん、我が家の猫もいまだ行方知らずだ。
一匹息の荒い猫がいた。そいつに「あの猫しらないかい?」とたずねると、
顔を横に振った。彼は頭がいいのだ。

そろそろ一週間近くになる。窓を開ければかならず餌をねだって声を荒げていたあの声がまったくなく、
静かになってしまっている。

こんなに猫に依存していたのか。
と嫁と二人で話をしている。

さてと、今日は日曜日。来週の日曜日は、八ヶ月ぶりに働くことになる。転職社員として、通勤を1時間こなさなければならない。よけいないれ知恵もいただいた。「パワハラ・セクハラ」三昧だと。ほんと余計なお世話だ。
月曜日から止まらない時間が始まるのだ。

未来永劫続けなければならないのか??
私はすでにリタイアして余生を過ごしたいと思っているのに。
子供もいないから、子供を作ることも考えると、働いているときに死にそうだな。
四十は不惑
しかし、何も決まらない。
決めようとしてきて二十年が過ぎている。
まだ迷っているのだ。  
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NinjaGPZ
性別:
男性
職業:
迷いや
自己紹介:
19で双子の片割れとなる。不惑にてまだ迷い、
冥界と現実世界を行き来し、いまだに形とならない創造力が俺を圧迫して、不安にさせている。誰からの許可が要るのだろうか。
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