気持ち2

閃いた．

会社に採用されていたのは単に「若いから」だったのです．

才能や能力を買われたわけではなかったのです．

若いから採用なんです
凄く失望しました．今まで就職が当然だとこの二十年近く誰からも言われて来て何だか納得できなかったのが，やっと納得できました．

本当に才能があれば「雇われよう」と若い時に既に思うわけがありません。何故なら雇用は搾取の対象だからです．

搾取する側になろうとするはずです．若い才能を使ってやっているというわけです．

搾取されてきた分を返してほしいが，これから搾取する側に回るのもよいでしょう．

私は幼少時代何を勘違いしたのか外交官になりたいと思っていました．兄が死んで狂い，それを忘れてしまったのです．

風来坊のようにふらふら定職にもつかず学校に親の金で行き，不惑になってこうして路頭に迷っているオオバカ者です．

大学院の博士課程いって仕事に就けないほうがまだましなくらい勉強はしました．休まず勉強しました．勉強で金が稼げると夢想していた時代が懐かしい．勉強は本当にスコレーと金がある場合最高の贅沢です．

かりそめにも楽しませていただいた勉強時代．それはもう終わりにします。両親にもかなり無理をさせました．感謝しています．

私は鬼になります．
本当の自分になります。